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下院民主党、トランプ弾劾へ

 快晴。

 下院民主党トランプ大統領の弾劾に動いている。これで二回目となる。下院のペロシ議長は議員らに対し、大統領が辞任しなければ弾劾の手続きを進めるよう促している。米国の政治は異例の展開が続いている。

 バイデン氏が大統領に正式に就任する前に、トランプ氏をホワイトハウスから強制的に追い出そうという動きが加速している。

 ペロシ議長は「大統領は即座に辞任することを我々は望んでいる」と述べた。カリフォルニア選出の下院議員、アダム・シフ氏はトランプ氏の最初の弾劾を主導したが、彼は米国と憲法に対してトランプ氏は最悪の攻撃を仕掛けた、と批判した。

 早ければ月曜日もトランプ氏に対する弾劾条項が導入される見通しだ。トランプ氏をホワイトハウスから排除しようという民主党の動きは、今週、米国の首都に群衆が集まるよう大統領が扇動した後の動きである。

 ただ、バイデン氏は弾劾や憲法修正25条の利用にあまり熱心でない。しかし、ペロシ氏は弾劾を推し進めようとしている。バイデン氏が熱心でないのは、20日なれば、大統領に就任するからだ。

 バイデン氏は弾劾は議会が決めることであるとしている。

 トランプ氏排除の動きが急速に高まっているのは、議会における非難の声が高まっていることを反映している。議会が攻撃されているさなかの大統領の行動について、共和党議員の間にも非難の声が出ている。

 ペロシ氏は同時に、軍の統合参謀議長と話し合ったことを明らかにした。核のボタンにアクセスさせないようにすることを議論したという。錯乱した大統領がいるという状況は、これ以上危険な状況はあり得ない。

 こうした民主党の動きに対し、ホワイトハウスの広報官は、大統領退任まで12日を残すばかりのタイミングで弾劾に出るのは、アメリカの分断を加速するだけだ、と反論した。

 共和党の下院首脳はトランプ弾劾に反対する姿勢を明確にしている。

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