英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

あえぐプーチン

 1年のベスト本を選ぶ時期がやってきた。PSのベストブック。

 https://www.project-syndicate.org/onpoint/ps-commentators-best-reads-in-2021-by-ps-editors-2021-12?barrier=accesspaylog

 プーチンの最後のあえぎ。米国の情報機関はロシアがウクライナ攻撃を仕掛けようと、地上部隊を移動させていると警告しているが、プーチン大統領は決してそのようなリスクある動きをしないだろうと考える誘惑にかられる。しかし、強い男が権力を維持するために選択が少ない場合、そうしたリスク計算は変化しうることを考慮する必要がある。

 ロシアは今日、明確で現存する危険性を世界平和にもたらしている。7月、ウラジミール・プーチン大統領は長文の記事を出した。それはロシア人とウクライナ人の歴史的な統一性に関する記事である。その内容は、ウクライナの独立主権国家としての正当性を否定するような内容である。

 プーチン大統領は同時に、ウクライナ国境付近で軍事的な動員令を発することを追求している。最初は4月に、そしてここ数週間はより集中する形で行っている。ウクライナ政府と米国の政府高官はそれぞれロシアに対し、2022年初めにもウクライナとの間で戦闘が行われるかもしれないとしている。

 https://www.project-syndicate.org/commentary/putin-declining-russia-mobilization-against-ukraine-by-anders-aslund-2021-12