英字紙ウォッチング

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インドの女性労働力

 エコノミスト最新号のカバーストーリーはインドの女性労働力。バランスが悪く、2億3500万人の労働力を失っていると指摘し、もしそれが改善されれば、27パーセントほど今よりも豊かになりうると指摘している。
 富の神様であるインドのラクシュミは、ヒンドゥー教の経済的な神様にとってもっとも親密なものである。現代のインドにおいて、人々がいかに貧しくやっているのか。女性たちはG20諸国の中でもっとも働く割合が低い。サウジアラビアを除いて、だ。経済算出における女性の貢献は6分の1と、世界の中でもっとも低い比率である。世界平均の半分に過ぎない。実現していない女性の寄与は、インドが非常に貧しくとどまっている理由の一つになっている。
 しかし、労働力として参加する以前に、インドの女性は危険な地位に留め置かれている。公式、あるいは非公式の女性の就業率は35%の低さにとどまっている。インド経済が2倍になり、女性の労働力人口が4億7000万人に達しているのにも関わらず、だ。
 https://www.economist.com/leaders/2018/07/05/why-india-needs-women-to-work