今日も晴れ。連日の猛暑。
7月の雇用統計が発表された。失業率は低く、賃金も着実に上昇している。労働者にとっては力強い夏のスタートである。
7月の新規雇用者数は減速し、15・7万人となった。しかし、5月や6月の数字は上昇修正された。10年前にリセッションが終わって以降、経済はもっともはやいペースで推移していることを労働市場が反映している。
失業率は前月の4%から下がり、3・9%となった。過去20年間でもっとも低い水準である。
今回の雇用統計は、政府が米国経済がこの春、季節調整値で実質4・1%成長だったと発表した後の報告である。この雇用統計を受け、予測機関は第3四半期の成長率は3・1%になると予測を上方修正した。
関税をめぐる論争であんなkする可能性があるが、インフレ率の上昇が家計の購買力を脅かす可能性は残っている。
この3か月平均の新規雇用者数は22・4万人となった。エコノミストらは一般的に、経済の拡大過程の終わりには、雇用は減速すると考えている。しかし、昨年の平均が18・4万人だったのに対し、今年の新規雇用者数の平均は21・5万人とむしろ加速している。
経営者は労働者確保のために競争を続けており、賃金は2・7%上昇した。これは3か月連続の伸びで、過去9年間でもっとも堅実な伸びである。
https://www.wsj.com/articles/u-s-hiring-cools-slightly-in-july-unemployment-rate-falls-1533299514