英字紙ウォッチング

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非核化協議のゆくえ

 晴れ。
 北朝鮮の非核化協議が始まった。事前に懸念されていた通り、北朝鮮はポンペオ長官の2日間の訪問結果を「残念」だとし、戦争のリスクがあると指摘している。
 北朝鮮の核プログラムをめぐる交渉のゆくえは土曜日、疑問が投げられている。ピョンヤン政府が2日間のポンペオ国務長官の訪問結果を後悔の残るものだったとし、戦争のリスクがあると述べた。
 北朝鮮の声明は、ポンペオ長官が同国を出発した後に「中心的な問題について良い信頼関係と進展がみられた」と述べたのとは、正反対の説明だった。
 その不整合の象徴が、北朝鮮のキム主席が今回ポンペオ長官と会わなかったことだ。国務省は今回の北朝鮮の反応やプロセスの今後についてコメントを拒否している。
 先月のシンガポール会談以降、両国の協力関係は入り混じったものになっている。シンガポール会談では、両国は朝鮮半島の完全な非核化に向けてともに作業していくと合意したはずだ。
 ポンペオ長官は東京に向かう前の土曜日、中心的なほとんどの問題について進展があった、と述べた。その数時間後、北朝鮮の報道官は、米国はシンガポール合意の精神を踏みにじるような完全な非核化の要求をしてきた、と非難した。
 多くの専門家が指摘したように、やはり北朝鮮相手の交渉は一筋縄ではいかないようだ。
 https://www.wsj.com/articles/pompeo-cites-progress-in-north-korea-nuclear-talks-1530967772?mod=hp_lead_pos1