英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

苦境のドイツ銀行

ドイツ銀行が苦境にある。 従業員のボーナスを2桁削ることになった。業績は過去最悪の水準に沈み、株価も低位で推移している。 https://www.ft.com/content/2c423c8a-135e-11e9-a581-4ff78404524e 過剰債務企業に焦点が当たってきた。 https://www.ft.com/co…

手づまりの米議会

晴れ。 米議会上院の民主党は政府閉鎖から機能を再開させるため、超党派の外交政策の法制化を検討することを阻止する構えだ。トランプ氏が国家安全保障のために、手詰まり状態を打開しようと、国民向けアピールをするわずか数時間前のことだ。 政府閉鎖は18…

ソフトバンクとウィワーク

ソフトバンクが、ウィワークへの投資額を減少させる。当初は160億ドルを出資する予定だったが、20億ドルへ減額する。 https://www.ft.com/content/282bd084-12a0-11e9-a581-4ff78404524e

米中貿易協議

晴れ。晴天続きである。 米中貿易協議が月曜日、北京で始まった。どういう交渉が行われるかで協議が成功するか、破談となるかが決まる。 2日間と予定されている交渉の最中、ワシントンと北京双方の貿易交渉担当者は、中国首脳から最近幅広い分野で打ち出され…

世界景気減速への準備

IMFによると、世界経済は景気減速の準備が整っていない、という。リプトン氏の発言だ。やはり中国経済の減速や貿易戦争への懸念が残っている。とくに、次のリセッションが到来した時に、それを相殺するような財政上、金融政策上の手段があまり残されてい…

シリア撤退は条件付き

晴れ。 米国国家安全保障補佐官のマイケル・ボルトン氏は、米国のシリアからの撤退は条件付きである、と述べた。米軍の同盟勢力であるクルドに対し、トルコが守るという保証が前提条件であるという。 もしトルコが米国と同盟関係にあるクルド軍を攻撃しない…

続く政府閉鎖をめぐる対立

晴れ。 ホワイトハウスと民主党は、政府閉鎖をめぐる話し合いで依然として対立を続けている。壁建設の予算をどうするかはわきにおいて、トランプ大統領はしっかりした国境の安全が必要だ、とツイートを続けている。 ホワイトハウス幹部と議会スタッフとの話…

パウウェルのメッセージ

パウウェル議長がメッセージを発した。今年の金利政策は柔軟性をもってあたるという。 金曜日に連邦準備制度理事会の幹部らは、短期金利を引き下げていく方針を小休止する見通しを描いた。パウウェル議長は、マイルドな物価上昇により、中央銀行はより柔軟に…

予想外の雇用統計

晴れ。 米国の株価は大きく反転上昇した。パウウェル議長の発言と雇用統計がきっかけとなった。 今年最初の2日間は2000年以降で最悪のスタートとなったが、金曜日に新しく経済の力強さが確認されたためだ。金曜日にダウ指数は750ポイント近く上昇した。12月…

ルールベースの国際秩序への挑戦

日本によるIWCからの脱退について。安倍首相は間違った目標に銛を放っていると批判している。 https://www.ft.com/content/aa190d44-0eab-11e9-a3aa-118c761d2745

突然の円高

円高が進行している。何が進行しており、なぜ円高となったのか。FTの分析。 突然の円高はトレーダーや投資家を当惑させ、警戒させている。 ロンドン時間で2日の夜。円が突然3%、ドルに対して上昇した。わずか8分間のことだった。フラッシュクラッシュと…

アップルショック

晴れ。 アップルショックである。成長への恐れから株価は大きく下げた。債券利回りは過去1年間で最低水準まで低下している。 投資家が驚いたのはアップルの株価下落である。中国での売り上げ減速により、株価は10%近く下げた。こうした関心を増幅したのが…

利上げが終わる2019年

投資家はFedが今年2019年に、利上げを中止すると予想し始めている。金利先物市場が示すのは、2019年の利上げの終焉である。 この投資家の予想が正しいかどうかは、2019年の米国経済の成長がどこまで減速するかにかかっている。そして、昨今の市場の変動に…

アップル、予想外の減速

晴れ。 アップルが業績見通しの中で、売り上げを珍しく下方修正した。ティム・クックCEOは投資家向け書簡の中で中国の売り上げ減速に言及している。今年第1四半期の売上見通しを下方修正した。中国におけるスマートフォンなどの商品売り上げが減速してい…

2019年の運用注目点

晴れ。 資産の運用マネジャーたちが注目する2019年のポイントは何か。 ヘッジファンドのマネジャーたちは、より幅広いマーケットへ再び遅れをとり始めている。そして、彼らが高い手数料を受け取ることを正当化しようとしている。 一方、パッシブ投資の世界を…

投資家の債券回帰

晴れ。 12月は世界の債券市場にとって、例年になく良い年であった。経済環境に暗雲が垂れ込めるに伴い、安全資産である債券はプラスに転じている。 グローバルな債券市場は昨年12月ベストな月を享受した。安全資産を求める投資家の動きが反映された。 株式市…