英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

見えざる富裕層

 クルーグマン教授が、有名なニューヨーカーの記事に事寄せて、現在の米国社会において、見えているようで見落としているのは、富裕層の存在だ、と述べている。いつものように米国社会の格差について言及している。
 1960年代には労働者と会社の社長との所得格差は30倍だと考えられていた。しかし、今はその差は300倍にまで拡大していると考えられている。その差があまりに拡大したので、普通の人々はお金持ちの生活を想像すらできなくなっている。これをクルーグマン教授は「見えない富裕層」と名づけている。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2014/09/paul-krugman-our-invisible-rich.html