英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドルへの回帰

 晴れ。久しぶりに何の仕事もない週末。午前中、マンションの総会に出た後、たまった新聞、資料の片付けなど、もぞもぞ動き出す。それにしても、世の中いろんな考えをする人がいるんだな。
 為替の動きに注目が集まっている。ドルへの回帰、と題する記事。ドル高が続いているからだ。米国経済の回復とともに、投資家の資金が米国株式や米国債へ回帰している。ドルも上昇している。
 この記事によると、9週間連続で他の通貨バスケットに対し、上昇している。これは17年ぶりのことだという。背景には2006年以来となるFF金利の利上げが来年にも見込まれているからだ。欧州や日本の中央銀行が追加緩和を検討(?)しているのとは対照的だ。また、ドル高は原油や金などの商品価格を押し下げる要因になる。
 金曜日のニューヨーク市場では、ドル円相場は107円35銭をつけた。
 http://online.wsj.com/articles/resurgent-u-s-dollar-fuels-rally-1410562798?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 来週はFOMCが開かれる。野村やメリルリンチのアナリストたちが今回のFOMCのポイントについてコメントしている。
 FOMCの見通しは、新たに2017年までの見通しが加わる。
 また、8月の雇用統計の弱さを踏まえ、FOMCでは労働力が十分活用されていないという文言が残ると予想されている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2014/09/a-few-analysts-comments-on-fomc-meeting.html
 TimDuy教授。フォワドガイダンスについて。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2014/09/fed-watch-forward-guidance-heading-for-a-change.html