英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

starting soon and going slowアプローチ

 今週のFOMCについて。Hilsenrath記者の記事。
 投資家の関心はいつFedが利上げに踏み切るかにある。しかし、Fed内部では将来の利上げの道筋についてもっと複雑な議論が交わされている。たとえば、早めに利上げして徐々に引き上げていく道筋なのか、それとも利上げの時期を極力遅らせて、その後急速に利上げペースを速めるのか。この2つのアプローチのコストベネフィットを慎重に見極めようとしている。
 前者、すなわちstarting soon and going slowアプローチには3つの論点がある。①低金利が長く続くことで金融の安定性を損なわないのか②具体的にどういうやり方で利上げするか③早めに利上げをするのは、インフレやバブルに対してビハインド・ザ・カーブになるリスクを避けることができる。
 http://online.wsj.com/articles/the-outlook-fed-charts-divergent-hiking-paths-1410721604?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection