晴れ。
米民主党の副大統領候補に選ばれたカマラ・ハリス氏が、バイデン氏とともに記者会見に臨んだ。ハリス氏はトランプ大統領のコロナ対策の失敗を追及した。
ハリス氏は最初のデビュー戦を、トランプ氏のコロナ対策における手腕を攻撃することに使った。ハリス氏は米国のロックダウンについて、コロナウイルスをこの夏にかけておおむねコントロールできているかにみえる他の先進諸国の経験と比較した。ハリス氏は、トランプ氏の失政は非難に値すると述べた。
ハリス氏はバイデン氏とともに、デラウェアの集会に登場した。一方、バイデン氏は、ハリス氏を副大統領候補に選んだと発表してから24時間のうちに、最大規模の献金が集まったと述べた。この発表以降、260万ドルの資金を集めたという。
ハリス氏の演説の大半は、トランプ氏の経済政策および医療政策の記録に充てられた。そして、議会の民主党と共和党は、緊急失業給付を延長すべきか否かについて、手詰まり状態に陥っていると述べた。
https://www.ft.com/content/0f69b605-520f-4385-ac4a-a13fc8a9db7e
NYTより。投票日まで3カ月を切った大統領選。ハリス氏とバイデン氏はかつて、大統領候補をめぐって争った仲だった。世代も、主張も違う苦々しい過去を持つ仲であった。
しかし、今回のデビュー戦では、お互いに暖かい言葉を投げかけ、米国を医療や経済、人種間の不公平からなる危機から救い出す見通しを示した。
ハリス氏は以前カリフォルニアの司法長官を務めたことがあり、トランプ氏とペンス副大統領を追及する適役である。
一方、米国株は記録的な高値となった。
https://www.ft.com/content/11927118-382c-48c3-a52b-451739b2b330