曇り。今日の天気は荒れ模様である。
原油価格が反発している。5ヶ月ぶりの水準だ。製品在庫が減少したことが相場を押し上げた。クウェートで石油関係産業で働く労働者のストライキが終わったことをこなした。
米国EIAが水曜日に発表した数字によると、灯油や軽油を含む製品在庫は360万バレルにまで落ち込んだ。
特に軽油の値上がりが目立った。昨年12月の取引価格以来の高水準だ。
アナリストらが注目するのは、原油やガソリン、その他石油製品の在庫水準だ。米国における原油の生産は減少しているが、在庫水準は以前として高水準だからだ。ゆえに、価格は在庫が減らない。
http://www.wsj.com/articles/crude-prices-tumble-as-kuwait-oil-workers-end-strike-1461146861
久しぶりのドラギ総裁。今日はECBの理事会である。ドラギ総裁は記者会見において厳しい質問攻勢に遭いそうだ。昨年12月以降、ECBは1・5兆ユーロの資産買取策を進めていた。
ECB最大の「株主」であるドイツは、中央銀行のやりすぎを懸念している。国際的な投資家は、ECBは緩和の手段が尽きつつあるのではないかと懸念している。そして、欧州の民間銀行は、マイナス金利が銀行の収益性を侵食しつつあると懸念している。
つまり、ほとんどみんなが欧州の弱い成長率とインフレを懸念しているのだ。
当初、投資家たちはECBが3月10日に追加緩和策を公表したときは歓迎した。しかし、前向きな市場の反応は、ドラギ総裁が記者会見で追加利下げは考えていないと述べて、反転した。
http://www.wsj.com/articles/draghi-faces-tough-questions-after-ecb-meeting-1461167046