英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

世界最悪の中央銀行家

 曇り。
 JPモルガンから130億ドルのペナルティを勝ち取った米国政府当局は、次の標的としてバンクオブアメリカ・メリルリンチを狙っている。賠償金の額は130億ドルを上回りそうだ。
 連邦住宅金融公社(FHFA)は現在、ファニーメイやフレディーマックにMBSを売却した際に証券法に違反したとして17の金融機関を告訴している。JPモルガンの130億ドルが公表されたことで、他の金融機関にどの程度のペナルティを課されるのかに関心が高まっている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c8cd9abc-39ad-11e3-a3a4-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2i8FkwsDa
 世界最悪の中央銀行家は誰か。クルーグマン教授がそんな問いを投げかけている。相変わらず読み手を惹きつけるうまい見出しだ。話題の主はグリーンスパン元議長。教授によって散々にこき下ろされている。
 http://krugman.blogs.nytimes.com/2013/10/20/the-worst-ex-central-banker-in-the-world/?_r=1
 これが元のブログ記事で、ワシントン・ポストのコラムニスト。グリーンスパン元議長は新著の中で、依然として彼自身は正しいことをしたと思っていると批判されている。
 http://www.washingtonpost.com/opinions/alan-greenspan-still-thinks-hes-right/2013/10/18/5408f54a-29f0-11e3-b139-029811dbb57f_print.html