今年のノーベル経済学賞は、ユージン・ファーマ、ラース・ピーター・ハンセン、そしてロバート・シラーという３人のアメリカ人経済学者に授与された。資産価格がいかに高騰するかを研究した業績が評価された。
ファーマ教授は１９６５年に株式市場価格のランダムウォーク仮説を唱えた。これに対し、シラー教授は、投資家の行動は合理性では完全に説明できず、心理学的要素の役割を認める必要がある、と述べた。その後、２０００年代に入って、シラー教授は米国の住宅市場には「不合理な熱狂」があると唱え、加熱する住宅市場について警告を発した。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/6f949e8c-34c1-11e3-8148-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz2hjveOgPV
関連の論評が膨大に出ている。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2013/10/fama-hansen-and-shiller.html
