英字紙ウォッチング

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アトランタの射殺事件

 曇り。

 今度はジョージア州アトランタ警察の警察官が黒人男性を射殺する事件が起きた。

 アフリカ系米国人に対する警察の暴力行為に対し、抗議活動が続いているさなか、レイシャード・ブルックス氏を警官が殺害する事件がアトランタで発生した。

 白人の警察官が射殺した事件を受け、アトランタ警察のトップが辞任した。米国内でシステマチックな人種差別に対する抗議活動が続いているさなかの出来事だ。

 アトランタ市長はアフリカ系米国人であるが、ボトムズ市長は土曜日、金曜夜に27足のブルックス氏が射殺された事件を踏まえ、警察部門トップのシールド氏が辞任すると述べた。

 ブルックス氏の死は、フロイド氏の死から3週間も経たないうちの出来事となった。全米では1960年代以来の抗議活動が広がっている。今回のアトランタの事件がどう影響するのか、見通せない。

 事件はレストランで、飲酒テストを受けるか否かで争いとなり、発生した。ブルックス氏はレストランの駐車場で眠っていた。現在、アトランタの射殺事件は捜査中だが、警察官の暴力的手段の行使について新たに制限を求める声が高まりそうだ。

 アトランタボトムズ市長は、民主党の大統領候補であるジョー・バイデン氏の副大統領候補に名乗りをあげている。ボトムズ氏は、黒人男性を射殺した警官の辞職を求めてる。

 https://www.ft.com/content/bb6e7777-3bd6-4564-b3f3-a7414a727376

 これはNYTより。

 ボトムズ市長が土曜日に、警察部門トップの辞任と射殺した警官の即座の処分を表明した。もみ合いによって、射殺された男性はテーザー銃をもぎとったが、だからといって射殺行為が正当化されるとは述べていない。

 https://www.nytimes.com/2020/06/13/us/atlanta-police-shooting-rayshard-brooks.html