英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

企業収益のピーク

 曇り。
 強気の株式市場の次の試練は、企業収益である。収益見通しは減速が見込まれているのだ。世界経済の原則と金利上昇が企業収益のさらなる拡大に影を投げかけている。
 ここ数四半期、企業収益は加速して伸びてきた。そして、主要な米国株式指数が上昇することの一助になってきた。今年第1四半期の収益の伸びは25%に達した。これは2010年の下期以降の高い水準である。
 しかし、多くのアナリストが、この第1四半期の結果が利益成長の頂点であるだろう、と話している。来期の収益成長率は一けた台か、2桁の前半であるとみられている。
 https://www.wsj.com/articles/the-bull-markets-next-test-slower-earnings-growth-1529236800?mod=hp_lead_pos1
 トランプ大統領が次の政策として、NAFTAからの離脱を打ち出すのか。共和党の農業州の議員らは、中間選挙対策の動きをけん制している。
 メキシコ、カナダと結んでいる自由貿易協定が、今ほど曇ってみえる時期はないだろう。交渉担当者らが次にどうしようか決めようとしているさなかに、トランプ氏とカナダのトルドー首相との争いごとが起きてしまった。
 https://www.wsj.com/articles/conflicting-forces-pull-at-trump-on-nafta-1529255916