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トランプ人事

 トランプ人事が動き出した。セッションズ上院議員は司法長官に、ポンピオ氏をCIA長官に任命する。
マイケル・フリン氏は国家安全保障補佐官となる。
 国務長官と国防長官という外交政策にとっての重要ポジションはまだ決まっていないが、金曜日の選択はトランプ氏の意図がよりハードな国家安全保障政策を追求し、イスラム国などに対する強硬路線をとる可能性を示唆している。セッションズ氏の司法長官への任命は、移民政策が厳しくなることを意味する。
 一方、CIA長官に任命されるポンピオ氏は、イランとの核兵器合意に対して厳しい批判を浴びせている。ポンピオ氏は木曜日、ツイッターで、この世界最大のテロ支援国との災害のような取引を巻き戻すことを楽しみにしている、と述べている。
 トランプ氏は今週末、ニュージャージーで、ミット・ロムニー氏らと会談する予定だ。トランプ氏は早期にトランプ支持を打ち出した人物に人事で報いる方針だ。セッションズ上院議員は最初にトランプ氏を支持した上院議員である。
 しかし、セッションズ上院議員は40年にわたるキャリアの期間中、世間から厳しい批判の目にさらされてきた。1986年にロナルド・レーガン大統領がセッションズ氏を連邦裁判官に氏名したが、人種主義的な発言をしたとして批判にさらされ、上院の承認を得られなかった。

 http://www.wsj.com/articles/trump-offers-attorney-general-post-to-sen-sessions-alabama-republican-was-an-early-trump-supporter-1479473455