英字紙ウォッチング

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ドットチャート運航のジレンマ

 晴れ。

 Fed幹部はドットチャートを示して外部とコミュニケーションを図りながら、金融政策を運営している。そのジレンマに直面し、このやり方の見直しが検討されている。

 Fedはドットチャートについて、何をすべきか完全に確信が持てているわけではないようだ。四半期ごとに、19人の委員による個人的な見通しを使ってチャートを提示している。大半の委員はこのチャートをコミュニケーションツールとして価値あるものだとみなしている。しかし、最近は投資家の混乱を招くようになってきた。

 Fedは今週水曜日に最新のドットを発表する。そこではおそらく、今年の利上げは1回かまったくないかであろう。これは最近のインタビューや声明文から推測されることだ。

 しかしこのことは、12月と比べると大きな変化である。12月には大半の委員は今年1回か3回の利上げを見通していたからだ。

 https://www.wsj.com/articles/fed-officials-wrestle-with-a-dot-plot-dilemma-11552901401