英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

パトロンを失ったバノン

晴れ。だが、寒い。 トランプ大統領との仲違いの後、バノン氏はブライトバートニュースから去ることになった。かつてホワイトハウスのアドバイザーだった人物の急速な下り坂を示している。 バノン氏はパトロンを失った。そして、彼自身の活動の足場も失った…

南北直接対話

北朝鮮と韓国が直接対話の準備を進めている。まずは冬季五輪へ北朝鮮が参加するかが中心的な話題であるが、半島の緊張を緩和する効果もあるかもしれない。 南北の直接対話は2年ぶりのことだ。この話し合いによって、朝鮮半島の緊張が緩和する可能性がある。…

株式バブルを生き抜く法

雨。 株式市場バブルをどう生き抜くか。テクノロジー株を買い続ける理由はあるが、出口のことも考えておく必要があるという。かつてのドットコムバブルの記憶が蘇る。 まずはっきりさせておきたいのは、株価はバブルではないということだ。しかし、ユーフォ…

トーンダウンするバノン

午後から雨。 バノン氏のトランプ政権暴露について。この本に批判的なホワイトハウスとの亀裂を修復すべく、バノン氏が動き出した。トランプ氏批判の色合いを少しトーンダウンさせている。 日曜日、トランプ政権の前ストラテジストであったスティーブ・バノ…

マイナス金利政策

ECBの実践を中心に、マイナス金利政策を改めて検証している。 http://econbrowser.com/archives/2018/01/negative-interest-rates-3 デロング教授。低インフレは驚くことではない、と。 https://www.project-syndicate.org/commentary/low-inflation-no-surp…

ポトマック川のファウスト

晴れ。 米証券取引監視委員会は、トランプ氏のシニアアドバイザーで、女婿であるジャレド・クシュナー氏が経営する不動産会社を調査している。EB5と呼ばれる投資用のビザを利用した容疑である。 クシュナー氏は2017年の5月に、SECからEB5ビザに関して情報…

炎と怒り

米ジャーナリストによる、トランプ氏の暴露本の反響がすごい。トランプ氏は、この本の説明を否定すべく動いている。 https://www.ft.com/content/3d0d9cd6-f234-11e7-b220-857e26d1aca4

メキシコ国境の壁

トランプ政権は、メキシコとの国境の壁建設に向けて動き始めた。今後10年間に180億ドルをかけて、壁を拡大する。民主党はこの計画に反対しているが、政府閉鎖を避けるため、交渉が行われる可能性がある。 トランプ政権はメキシコとの国境南西部の壁を新し…

新規雇用は減速

快晴。抜けるような青空である。 米国の12月の雇用統計の結果が出た。失業率は17年ぶりの低さとなった。しかし、新規雇用者数の増加幅は減速している。 新規雇用者数は季節調整値で14・8万人の増加だった。2017年の1年間の新規雇用者数の総計は210万人。新…

バノンの反撃

大統領ストラテジストの職を辞したバノン氏が、扇情的な本を執筆した。トランプ大統領は早速、心を失ったと激しく非難している。 https://www.ft.com/content/d5ad0dca-f0a7-11e7-b220-857e26d1aca4

キャッシュレス社会の到来

きょうも晴れ。 中国では一足先にキャッシュレス社会が到来している。ただ、それは中国のみに固有の現象である。 携帯電話による支払いは1年間で9兆ドルにのぼり、人々の買い物の仕方や借入のやり方などを変えつつある。短く髪を買ったスリムな男性が、食…

イランの対外政策

晴れ。 イランの外国における紛争に金を支出することについて、デモ抗議者らの怒りが高まっている。シリアやレバノン、イエメンやガザにおける軍事グループを資金援助していることだ。 イランが国境を超えて幅広く中東地域に影響力を及ぼそうという資金援助…

2018年のFRB

2018年にFRBが直面する5つの課題。Duy教授。 政策を現状維持でとどめるよりも、利上げを行ういくつかの理由があるだろうと読む。 2018年は金融引き締めの継続が予想される。17年のように、3回の利上げが予想される。しかし、いつものように、この利上げ予想…

次の大統領候補

米国では次の大統領選に向けた候補が早くも取り沙汰されている。ニューヨーク州のクオモ知事、ニューヨーク州の民主党上院議員ギリブランド氏が2020年の大統領選に出馬するかもしれないという観測が出ている。 https://www.wsj.com/articles/new-york-politi…

トランプの支持表明

晴れ。 トランプ大統領は何と、イランの反政府運動を支持するという。イランにおいて10年ぶりの大きなデモの波が生じ、テヘランの指導者たちを隅に追い詰めている。この機に乗じ、もしデモを鎮圧するようであれば、トランプ政権は新たな制裁をかけるべくイ…

イラン続報

新年は気持ちの良い天気。 イラン情勢の続報である。抗議活動の高まりという挑戦を政府は受けている。抗議活動は数十の都市に広がっている。 抗議活動は木曜日に始まった。穏健派であるロウハニ大統領により経済のマネジメントに対する不満が高まっている。…