英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

次の大統領候補

 米国では次の大統領選に向けた候補が早くも取り沙汰されている。ニューヨーク州のクオモ知事、ニューヨーク州民主党上院議員ギリブランド氏が2020年の大統領選に出馬するかもしれないという観測が出ている。
 https://www.wsj.com/articles/new-york-politics-in-2018-what-to-watch-1514830567?cx_testId=17&cx_testVariant=cx&cx_artPos=0&cx_tag=pol?cx_campaign=poptart&mod=cx_poptart#cxrecs_s
 EUの共通予算をめぐる駆け引きについて。ブリュッセルEU本部は、2020年代に向けてEU予算の拠出額を大幅に増やす準備を進めている。ブレグジット後に備え、EUを維持可能な状態にしておくためだ。
 EU委員会は次の長期予算のデザインを検討し始めた。これは2018年の最大の政治的テーマの一つになる可能性がある。2月のEUサミットで首脳たちは優先順位を議論する予定だ。
 予算交渉はブリュッセルにおいて典型的な激しい論争を呼ぶテーマである。それは、全会一致が必要であり、ドイツやフランスのような多めの資金を拠出する国と、ポーランドハンガリーのように、拠出よりも受益が多い国との間の利害調整を伴うからだ。2014年から2020年までの予算案は約18ヶ月の時間がかかり、数回の首脳会議を経て決まった。
 そして、今回の予算協議は3つの要素が新たに生じたので、この手間が増幅されることになる。一つは英国のEU離脱。そして、難民問題とユーロ圏に対する特別支出の要求だ。
 https://www.ft.com/content/7c11ba4c-e565-11e7-8b99-0191e45377ec