英字紙ウォッチング

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株式バブルを生き抜く法

 雨。
 株式市場バブルをどう生き抜くか。テクノロジー株を買い続ける理由はあるが、出口のことも考えておく必要があるという。かつてのドットコムバブルの記憶が蘇る。
 まずはっきりさせておきたいのは、株価はバブルではないということだ。しかし、ユーフォリアの兆候はみられる。したがって、強気の市場が突然終わるかもしれないことは認識しておく必要がある。ユーフォリア的な市場でどのようにうまく振舞うべきか。
 過去数年間、株価は大きな変動なく上昇し続けてきた。債券の利回りがあまりに低いので投資家は株式を買わざるを得ないと感じた。しかし、中央銀行による強気市場の慎重な運営は、興奮を引き起こすものではなかった。
 長いこと投資家はできるだけ安全な株式を購入した。経営者には設備投資として支出するよりも、現金で戻せと要求した。
 リーマンショックから10年が経過し、その懸念は消えてなくなった。市場のシナリオは、混乱をもたらし、低インフレの成長であり、金融緩和によって刺激を受けるものに変わった。
 株主は設備投資をもてはやし、株式買取にはあまり関心を示さなくなった。
 https://www.wsj.com/articles/how-to-survive-a-stock-market-bubble-1515434945