英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

バノンとは

今日も雨。 共和党の上院議員は、ヘルスケア改革法案は変更しなければ上院を通過しないと述べた。数百万人の人々が無保険状態になるという独立レポートへの関心が高まっている。 共和党の上院議員らは、共和党のヘルスケア計画に基づき、多くの人々が無保険…

オバマケアと財政赤字

CBOが、共和党のヘルスケア改革に伴う今後の財政見通しを公表した。今後10年間で財政赤字は3370億ドル減少する。保険でカバーされる人々の範囲が縮小するからだ。 共和党はACA、すなわちオバマケアを改革し、オバマケアがカバーしている2400万人以上…

トランプ=習会談

昨夜からの小雨が降り続く。 トランプ大統領と中国の習主席との会談が近く行われる見通しだ。ティラーソン国務長官の訪中はその地ならしだった。 もしトランプ氏が習氏をマーラーゴで接待すれば、安倍首相につづいて2番目に接遇する海外首脳となる。 先月ト…

共和党のヘルスケア改革案

曇。 今週はイベントに振り回される一週間になりそうだ。投資家たちはマーケットの波乱に備えている。 今週はFRBの会合、オランダの選挙、英国がブレグジットに向けて次のステップを踏むなど、市場を不安定にさせるイベントが待ち構えている。 2017年に入り…

マネーサプライ再考

ルーカス教授らが、マネーサプライ供給策について考察している。 多くのエコノミストや中央銀行は、マネーサプライは金融政策を運営していくうえで、有効なツールではもはやないと考えている。理由の一つは、マネーサプライと金融指標との関係が不安定だから…

NAFTA再交渉のゆくえ

NAFTA再交渉は、そのスケジュールをみると、メキシコの交渉力を低下させそうだ。交渉期間が来年予定されている選挙と重なるからだ。誰が大統領選挙に勝利しても、交渉が否定されるリスクがあるからだ。 メキシコ高官は彼らとしては、交渉を年末までに終わら…

首席検事の罷免

曇。 マンハッタンの首席検事が政権の要望に従わず、罷免された。オバマ政権時代に任命された検事をやめさせるよう求めた司法省の要求を断ったためだ。 この出来事はニューヨーク市の司法関係者の間にショックのように伝わった。罷免されたバララ氏は過去8年…

モスルのイラク軍

イラクの最新情勢。モスル西部の大半をイラク軍が抑え、イスラム国軍を追い出すことに成功したが、課題が残っている。3月7日はターニングポイントの日だった。 http://www.economist.com/news/middle-east-and-africa/21718456-government-must-move-fast-if…

2月の雇用統計

注目の2月の雇用統計結果が発表された。新規雇用者数は23・5万人。失業率は4・7%に低下し、時間あたり平均賃金も2・8%伸びた。来週のFOMCにおける利上げが視野に入ってきた。 米国経済は史上3番目に長い景気拡大局面にある。 ホワイトハウスの報道官…

朴大統領罷免

晴れ。 韓国の朴クネ大統領が罷免された。対米政策のシフトを引き起こす可能性があると指摘している。後任候補として有力視されている文在寅氏は中国との関係を重視しているからだ。 大統領の追放は60日以内の選挙を呼び起こす。世論調査によると、後任とし…

原油50ドル割れ

晴れ。少しずつ暖かくなっていくような気がする。 原油価格が50ドルを割れた。このところ相場は軟調だ。 https://www.wsj.com/articles/oil-sinks-to-3-month-low-as-u-s-crude-reserves-swell-1489058059

ヘルスケア改革法案のゆくえ

共和党のヘルスケア改革法案が下院の委員会に送られたが、反対の意見が強まっている。 https://www.wsj.com/articles/gop-health-bill-goes-to-house-committees-as-criticism-mounts-1489002364 明日の雇用統計を前に、Duy教授のプレビュー。3月の会合でFed…

ファミリーオフィス

晴れ。 WSJより。ウォールストリートでは、9桁の資産を持つ一族がファミリーオフィスという手法を使って規制の縛りなく投資を増やしている。投資銀行やプレイベートエクイティの活動の妨げになっている。 ロス・ペロー氏やマイケル・ブルームバーグ氏、ジョ…

トランプと共和党の亀裂

晴れ。 共和党のオバマケア改革案について。トランプ大統領との間の意見の違いが浮き彫りになっている。 https://www.wsj.com/articles/gops-health-plan-draws-skepticism-on-capitol-hill-1488907011

大統領職に飽きたトランプ

クルーグマン教授の辛辣な批評。共和党は統治の準備がまだできていない。オーバルオフィスの主は大統領職というものに対し、飽きてきたのかもしれない。 トランプ氏は知的にも気分的にも大統領職に向いていない。 https://www.nytimes.com/2017/03/06/opinio…

新たな入国禁止令

曇。 米国への入国に関して、トランプ氏が新たな大統領令を出した。イラクは対象国から外された。従前の大統領令から過激度は減少しているが、イスラム教徒が多数派を占める6カ国からの入国が禁じられる。 1月27日に出された最初の命令は幅広い抗議と法廷で…

盗聴問題の余波

薄曇り。 トランプ氏が盗聴されたとの主張している件について、FBIは司法省に嘘の主張であると主張するよう求めている。 https://www.wsj.com/articles/white-house-to-ask-congress-to-probe-potentially-politically-motivated-investigations-1488724467

トランプ氏と盗聴

トランプ大統領がまた騒動をもたらしている。オバマ前大統領がトランプ氏を盗聴していたという証拠のない主張をし、激しい怒りを買っている。トランプ氏は根拠のない主張をたびたび行っているが、今回はいかにも度が過ぎている。 トランプ氏はツイッターで土…

高まる3月利上げ説

晴れ。 中国の李克強首相が2017年の成長率の目標を示した。信用の増加とインフラ投資が経済成長を推し進めるが、住宅価格と債務のバブルを引き起こすと指摘した。 https://www.wsj.com/articles/chinas-premier-maps-out-cautious-economic-course-148867976…

EUの未来

フランス大統領選は欧州連合の未来を台無しにしかねない。エコノミストより。 フランス大統領選挙の結果が、なぜ国境を越えて広がるのか、という問題意識である。 http://www.economist.com/news/leaders/21717814-why-french-presidential-election-will-ha…

インフレが帰ってきた

晴れ。 消費者物価指数。1年ぶりにプラス圏に戻った。2パーセントの目標には遠いが、日本銀行が超低金利の引き上げを検討するかもしれないという憶測に火をつけそうだ。 コアインフレ率は0・1%の上昇となった。 https://www.wsj.com/articles/inflation-…

共和党の次のジレンマ

共和党のライアン議長の表情が冴えない。共和党にとって、税制改正という次のジレンマが待ち構えているからだ。 https://www.wsj.com/articles/the-next-dilemma-of-the-republican-tax-overhaul-1488364201 エコノミストより。トランプ政権による軍事費増大…

トランプの楽観主義

昨夕から雨。 米国はダウ株価指数が急上昇。303ポイント上昇し、2万1000ドルを初めて超えた。トランプ氏が議会演説で楽観的なトーンを示したこと、そして、Fed幹部が利上げを示唆したことが株価上昇を促した。 11月以降、株価は上昇を続けている。1…

トランプ議会演説

晴れ。穏やかな朝。 注目のトランプ大統領の議会演説である。ヘルスケアや税制、国家安全保障が焦点になるだろうと予想している。演説に先立ち、トランプ氏はテレビ記者たちとランチをともにした。 火曜日の朝、演説において計画しているいくつかのテーマに…