快晴。
ドイツの政治が混乱し始めている。事態は悪化する一方だ。
ドイツの首都を訪問すると、今のドイツの雰囲気を誤解なく理解できる。深い手づまり感が国全体を覆っている。8割近い国民が現在の政権を支持していない。そして、やがてやってくる選挙が政権の帰趨を占うことになりそうだ。
2021年12月、ドイツの過去60年の政治として初めて、SPDと緑の党、FDPの3党連立政権が誕生した。16年に及ぶ安定したメルケル政権の後、この3党はエキサイティングかつ新しいアイデアに満ちた政治を実現できるかもしれないと期待された。
気候変動はドイツの産業界に恐るべき要求を突き付けており、ドイツの官僚主義は21世紀に引きずりこまれつつある。
https://www.economist.com/europe/2024/05/15/germanys-government-is-barely-holding-together