曇り。
ドイツ政治。選挙に関するディベートで、SPDのショルツ党首はCDUのラシェット氏の厳しい質問を耐える展開となっている。
ドイツの次期総選挙の世論調査でトップに立っているショルツ氏は、2回目のテレビ討論で厳しい批判にさらされた。先週、ドイツ財務省がマネーロンダリングに関して検察の捜索を受けたことの責任を問われた。
ラシェット、ショルツ、そして緑の党のベアボック氏によって行われた90分間のテレビ討論。世論調査では、SPDのショルツ氏が26パーセントの支持を得てリードしている。CDUは21%、緑の党は16%の支持率である。
テレビ討論後の簡単な調査によると、ショルツ氏が依然としてトップを走り、32%がよいパフォーマンスだったと述べた。ラシェット氏の支持は20%にとどまる。
https://www.ft.com/content/d41f3b20-d8f8-42e1-a2de-8b0f481c10e0
NYTも、ラシェット氏とともにCDUは凋落しつつあると手厳しく論評している。
CDUはドイツ最大の政党であるが、1950年以降、わずか3回の選挙でしか勝利していない。ドイツの有権者は安定と継続性を求めているが、過去もっとも人気のある党首が去りつつある。
アンジェラ・メルケル氏の後任を選ぶ総選挙で、ラシェット氏はその選挙に敗北しつつある。過去10年間でもっとも重要な9月26日の投票日を前に、16年ぶりにメルケル氏以外の人物を首相に選ぼうとしている。しかし、ラシェット氏とともにCDUは沈みつつある。
ドイツの連立政治は予測が不可能で、選挙戦はまだ接戦であると言える。しかし、直近の世論調査でラシェット氏率いるCDUの支持率は20%前後にとどまる。
https://www.nytimes.com/2021/09/12/world/europe/german-election-armin-laschet-merkel.html