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ペロシ議長の夫、襲撃される

 快晴。

 米下院のペロシ議長の夫が自宅で襲撃された。狙いは議長だったとみられるが、現在保護下にあるという。

 議長の夫は金曜日の朝早く、サンフランシスコの自宅でハンマーで襲われた。中間選挙を前にした政治的動機に裏付けられた襲撃だとみられ、恐怖が広がっている。

 夫の名前はポール・ペロシ氏。82歳で、襲撃事件はワシントン中に衝撃をもって受け止められている。選挙戦は有権者の間の分極化が進んでおり、選挙戦では冷静になるよう呼びかけが始まっている。

 2021年1月にはトランプ支持者らによる議事堂襲撃事件が起きた。2017年には反共和党グループに所属する襲撃者により、共和党議員が銃撃される事件が起きている。

 警察は容疑者を特定しており、42歳の男性で、ドアを破って自宅内に侵入した。襲撃者はペロシ氏本人を狙っていた。当初、ペロシ氏は緊急性を感じておらず、いわゆる救急通報した。しかし、警察が駆けつける間にハンマーを持ち出し、ペロシ氏を襲撃したとみられる。

 https://www.wsj.com/articles/speaker-nancy-pelosis-husband-attacked-in-san-francisco-home-11666962683?mod=hp_lead_pos8

 米国内の賃金上昇率は依然として高止まりしている。第3四半期の数字が公表され、インフレ圧力が依然として強いことをうかがわせる結果となった。Fedは引き続き利上げ路線を継続することになりそうだ。

 最新の賃金上昇率をみると、勢いはいくらか失われつつあるものの、引き続き労働市場の需給がタイトであることをうかがわせた。消費者の支出や物価上昇圧力は引き続き強い。

 労働局が金曜日に公表した資料によると、第3四半期の賃金や福利厚生費は前年同期比で5%上昇した。

 https://www.wsj.com/articles/us-inflation-wages-employment-cost-index-q3-2022-11666925660