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米国各地の大学で、学生の抗議活動に警官隊を導入する動きがある。これに対し、エコノミストは、抗議活動を行う学生に警官を充てることが本当に求められているのかと疑念を呈している。キャンパス内の抗議活動を解決するルールはそれほど難しいものではないか、と。
コロンビア大学など全米各地の大学で起きているのは、ヘルメットをかぶった警察官と手錠をかけられた学生たちの姿である。現在のところ1500人以上の学生が逮捕された。今後数週間でこの数はもっと膨れ上がるとみられる。
各大学の学長にとって、こうした事態は悪夢であろう。議会の議員は反ユダヤ主義にかかわったとして免職を試みている。また、スポンサーは資金提供を引き上げると脅しにかかっている。大学はそもそも自由な言論の守護者であると考えられてきた。また、学びや探求を促進する環境を創造することを期待されてもいた。