雨。
雇用統計の発表を前に、株価は強弱入り混じった動きになっている。
ナスダック指数はさらなる金融引き締めを予想し、下落した。エヌヴィディアの半導体に関するニュースも悪い材料となった。
ドルは上昇している。ナスダックとS&P500指数は中国のコロナロックダウンのニュースに反応して下げた。世界経済は弱くなりつつあるとの懸念が浮上している。
しかし、これらのポジションは木曜日の取引終わりに転換した。金曜日に発表される雇用統計の数字は、9月のFOMCの決定に大きな影響を与えそうだ。トレーダーはドルに殺到している。市場が混乱したときの隠れ家的な存在である。
米ドルの他通貨とのインデックスをみると、1%上昇し、20年ぶりの高値をつけた。他の主要通貨はドルに対して大きく下落した。英ポンドは0.7%の下落。ユーロ、円も弱含んだ。
エヌヴィディア株も下落した。
中国政府が木曜日にコロナに伴うロックダウンを発表したことで、世界経済の成長に対する不安も広がっている。
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