米国債市場に緊張感が走る。23兆ドルある市場だが、Fedが金融政策の引き締めを図ろうとしているからだ。この四半期は、1973年以降としては過去最悪のリターンとなりそうだ。
投資家の米国債市場の取引能力は最低水準に落ち込んでいる。世界でもっとも重要な債券市場がFedの金融政策引き締めによって懸念が広がっているからだ。
今年初め以降、国債市場の流動性は低下している。取引条件の悪化は価格の振幅によるものだ。Fedが持つ9兆ドルのバランスシートをどのように縮小させるか、見極めようとしているからだ。
https://www.ft.com/content/3494abc9-0b87-4206-8ad3-9e09b5e11730
ウクライナ戦争の規模を示す1つのチャートがある。エコノミストより。400万人もの人々がウクライナ国外へ逃げた。これは過去の戦争と比べると、シリアやベネズエラ、アフガニスタン戦争よりもずっと大きいことがわかる。