雨。台風が直撃。
米国と中国の間で限定的ながら貿易についての合意がなった。実質的にはフェーズ1の合意という。
米国と中国は貿易戦争について一時休戦で合意した。主に農産品について中国側が妥協するのと引き換えに、米国は来週、関税を引き上げる予定だったのを取りやめる。
一時的な合意とトランプ大統領が呼ぶ、今回の合意は世界経済や市場に安心をもたらした。
しかし、今回の合意が米中間の経済関係を組みなおすわけではない。米中の実務者は今後5週間をかけて限定的な合意についての最終的な文書をまとめる予定だ。来月地理で開催されるAPEC首脳会合でトランプ氏と習氏の階段が予定されており、それに合わせる格好になる。
もし合意がなされれば、トランプ氏は貿易に関して進展がみられたと主張できる機会を得ることになる。アメリカの民主党は下院において大統領のウクライナ疑惑について弾劾調査を進めている。
アメリカは今週火曜日に発動予定だった2500億ドル相当の中国製品に30パーセントの関税を課することを延期した。しかし、それ以外の関税については従来のままである。
ファーウェイ取り締まりについても手を緩める考えはない。
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