英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米税制改革の影響度

 昨夜の積雪が残っているが、快晴。
 米国の税制改革案が瀬愛経済の成長を促す、とIMFは指摘している。IMFによると、インフレ調整後の成長率は、2018年と19年にに3・9パーセントとなる。10月の見通しよりも0・2パーセントポイント、上方修正した。
 前回の推計時には、米国の税制改革案は最終的に合意されていなかった。今回のIMF推計は米国の税制改革が世界経済に与える影響を初めて反映したものとなる。ただ、税制改革は大規模ではあるが、一時的なもので、財政赤字に依存した刺激策である。IMFいわく、上方修正の約半分を税制改革の影響が占めるという。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-tax-overhaul-will-accelerate-global-growth-imf-says-1516629601
 イールドカーブがスティープ化したほうが、銀行にとって好ましいのであろうか。
 金融市場を観察している市場参加者や学者、ジャーナリストたちにとって、普通の考えは、イールドカーブが急になるほうが、銀行の収益にとって好ましいというものだ。短期で借り入れ、長期で貸し出すから、金利マージンがとれるからだ。本稿ではイールドカーブ自身ではなく、長期金利の水準そのものが銀行収益に影響していることを検証する。
 https://bankunderground.co.uk/2018/01/18/is-a-steeper-yield-curve-good-news-for-banks-a-challenge-to-the-conventional-wisdom/