英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

TPPイレブン

 晴れ。少し肌寒いが、穏やかな日曜日。
 日本のTPP戦略が取り上げられている。米国との二国間協定は失望させるものだと警告している。麻生太郎財務大臣の発言だ。米国による二国間の貿易協定という新提案を押し戻すような発言だ。
 麻生大臣によると、米国は日本に対し、多国間のフレームワークではなく、貿易と投資に関する二国間協議を強調していく意図を伝えてきたという。
 麻生大臣は、12カ国で合意したTPPのほうが望ましいと信じている。多国間協議のほうが、ある国が他国から得る利益を協議によってオフセットできるからだ。
 また、二国間協議によって、われわれがより良い条件を得ることができる保証はない、とも述べた。
 日本は同時に米国以外の10カ国と、TPPイレブンを推進する考えを明らかにした。米国抜きの貿易協定はより魅力が低下するが…。
 今週東京において、日米経済対話の初回会合が開催された。
 https://www.wsj.com/articles/tokyo-warns-u-s-bilateral-trade-pact-would-disappoint-1492826589