晴れ。穏やかで、静かな朝だ。
火曜日の米国株はこれまで下げていたセクターを中心に上昇相場に転じた。ダウは1・4パーセントの上昇。S&Pも1・7パーセント上昇した。
1ヶ月でもっとも下げていたのは、金融やテクノロジーなどのセクターだ。これらのセクター株が上昇。それに加え、金や国債など投資家が安全資産とみなしている金融資産も売られた。
月曜日の米国市場はプレジデントデーで休場していたが、火曜日の株式市場は2営業日連続の上昇となった。2日間の上げ幅としては、昨年8月以来の水準である。
テクノロジー株の比重の高いナスダック指数は、今年に入って11パーセント以上下げている。しかし、そのナスダック指数も火曜日は2・3パーセント上昇した。
http://www.wsj.com/articles/global-stocks-extend-rally-as-oil-price-soars-1455614149
昨夜伝わったサウジとロシアなどの減産合意のニュースである。この2カ国にカタールとベネズエラを加えた4カ国が原油生産を凍結することで合意した。
しかし、原油価格は下落した。投資家はグローバルな石油過剰を減らすにはより一層踏み込んだ行動が必要だとみているからだ。
http://www.wsj.com/articles/saudi-russia-qatar-venezuela-agree-to-freeze-oil-output-at-januarys-levels-1455615900