快晴。
米国と英国はロシア産の原油とガスの輸入を禁止する。対ロシア制裁の1つである。
ウクライナ侵攻により、ロシアへの経済的な圧力がどんどん高まっている。バイデン大統領はロシアの原油とガスの輸入を禁止した。対モスクワ経済制裁はどんどん強化されている。
英国も米国に歩調を合わせているが、EUは見送った。年内はロシア産のガス輸入量を3分の2減らすにとどめる。
米国の新たな決定はロシアを世界経済から孤立させることが狙いである。ロシアの主要銀行への制裁、オリガルヒと呼ばれるプーチン支持の富裕層を狙った制裁に続くものだ。
バイデン大統領はホワイトハウスでこのように述べた。しかし、米英による禁輸措置は世界市場がある中でそれほど破壊的な効果は持ちえない。というのも、ロシア産原油の米英向けの量はそれほど大きくないからだ。
これに対し、ロシアは西側向けのいくつかの商品の輸出制限措置を発表した。詳細は明らかになっていない。
https://www.ft.com/content/2e0b1d84-e595-4c5a-be4e-928417b9c7cc
原油価格は騰勢を強めている。米国株価は2021年6月以来の水準まで落ち込んだ。市場のボラティリティは増している。
ブレント原油価格は火曜日に127ドルをつけた。バイデン大統領が対モスクワ制裁の強化を発表したことを受けての動きだ。米国株も続落。2021年以来の水準に落ち込んでいる。
ブルーチップで構成されるS&P株価指数は月曜日に3%下落した。テクノロジー株中心のナスダック指数も0.3%下げた。欧州株も安い。
https://www.ft.com/content/169e54db-d913-4527-bd43-97cdf934e93a