暑い。晴れ。
米国の医療費支出。ここ数年、伸びが抑えられていたが、２０１４年は一転して増加し、前年比５・５パーセントも伸びた。今後10年間は同様の速いペースでの伸びが見込まれている。
医療費が増えた原因は、2010年の健康法により、保険収載の範囲が広がった結果だ。ベビーブーマーが70歳代に突入したことも大きい。
２０１５年の医療費支出は５・３パーセントの伸びが見込まれている。２０２４年まで平均して年５・８パーセントのペースで医療費が増え続け、２０２０年にはピークの６・３パーセントに達するという。
予測によると、医療費関連支出は２０２４年にＧＤＰの５分の１を占めるまで増加する。話は単純で、ＧＤＰ成長率よりも医療費の伸びが大きいからだ。
http://www.wsj.com/articles/u-s-health-spending-growth-jumped-to-5-5-in-2014-1438114020
貿易の停滞に関する警戒警報が出ている。設備投資は減速し、回復に力強さがなくなっている。
ギリシャ問題は後景に退きつつあるが、グローバルな投資家は米国の利上げやボラティリティに目を向け始めている。しかし、世界貿易の停滞にはあまり注目されていない。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/93b105d2-3454-11e5-bdbb-35e55cbae175.html?siteedition=intl#axzz3hEUQopTY
