今日も晴れ。一時崩れるとの予報だったが、大崩はなく、今年のＧＷは良い天気続きだった。
新たなスキャンダルの発生なのだろうか。ＦＲＢのイエレン議長と金融機関との接触が注目を集めている。
イエレン議長は２０１１年と２０１２年にある金融コン去る会社の幹部と会合を持った。その際、Ｆｅｄの金融政策決定の微妙な詳細について漏らしたのではないかという疑惑がもたれている。イエレン議長が月曜日に議員らに送った書簡によると、センシティブ情報を漏らすことは不可能だと述べている。
Ｆｅｄのコミュニケーション政策によると、幹部が金融機関と接触を持つことを禁じていない。しかし、今回の件は、その精神に抵触しているという指摘もある。
しかし、これが問題になれば、バーナンキ前議長の顧問就任問題ももっと問題にされてよいように思うが･･･。
http://www.wsj.com/articles/yellen-meetings-with-financial-firm-come-under-scrutiny-1430869667
米国の貿易赤字が拡大している。自動車や携帯電話の国内消費が拡大しているためだ。
３月の貿易収支は２００８年以降、月次としては過去最大の貿易赤字を記録した。財やサービスの収支は５１４億ドルの赤字。輸出の伸びが１パーセント未満だったのに対し、輸入が７・７パーセントも増えたからだ。
この数字は政策担当者にとっては都合の悪い数字である。というのも、オバマ大統領がＴＰＰ交渉をまとめようとしているからだ。ＴＰＰ批判派は、この条約が貿易赤字を拡大させ、米国人の雇用を奪うものだとしているからだ。
Ｆｅｄにとっても利上げを進める上でマイナス材料になりうる。貿易赤字の拡大は一方では国内消費の力強さを示すものかもしれないが、ＧＤＰ成長率の減速を裏付けるものでもある。
最大の問題はこの減速が一時的なものかどうかだ。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/29f8630e-f32e-11e4-a979-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ZDjCXZ8d
原典はこちら。
http://www.census.gov/foreign-trade/Press-Release/current_press_release/ft900.pdf
ＣＲは原油価格の下落により、原油関連の貿易収支が減少していると指摘している。
http://www.calculatedriskblog.com/2015/05/trade-deficit-increased-in-march-to-514.html
