英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

FOMC

 連日の猛暑。
 さて、FOMCである。9月の利上げに向け、準備が着々と進んでいると受け止められている。しかし、不確定要因は相変わらずインフレ率の動きだ。今年はあと3回、FOMCが残されている。9月の16、17日の次回会合に向け、さまざまな観測が浮き沈みしそうだ。
 今後の金融政策を占う上で大きな手がかりはなかった。しかし、わずかながら残る手がかりの一つが、雇用の改善をめぐる表現だ。労働市場は、ほとんど閾値に近いと評価している。
 http://www.wsj.com/articles/fed-stands-pat-on-rates-sees-job-progress-1438193144
 FTより。今回の声明文で目立ったのは、労働市場の改善についての言及だ。堅実な改善がみられ、Fedの目指す完全雇用の水準に次第に近づいていると評価している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/68738604-3618-11e5-b05b-b01debd57852.html?siteedition=intl#axzz3hEUQopTY
 TimDuy教授。声明文にほとんど変化はないが、教授はややFedは今年後半の利上げに向け、タカ派寄りになったとみている。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2015/07/fed-watch-fomc-recap.html