曇り。
注目のイエレン議長による議会証言が行われた。今年後半に行われる利上げの道筋を説明した。多くの次元でみて、米国の雇用情勢は改善しつつある、と証言。
ただ、イエレン議長は証言を通じて、Fedは短期金利を3月や4月のFOMCでは引き上げないだろう、とのシグナルを送った。ただ、多くのFed幹部がこの数週間述べているように、今年半ばの利上げはテーブルの上にのっている。
Fedの利上げ戦略を複雑にしているのは、米国以外の中央銀行が金融緩和に踏み切っているためだ。この乖離がドルの価値を上昇させ、米国の輸出を停滞させている。
もし6月の利上げを考えるのであれば、3月のFOMCで、「patient」の文言を落とす必要がある。これが最初の関門だ。しかし、イエレン議長は「patient」の文言を落とすことはただちに、2回の会合後の利上げを意味しないと述べた。
http://www.wsj.com/articles/fed-chief-janet-yellen-rate-increases-draw-nearer-as-economy-strengthens-1424790001?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
FT。イエレン議長の米国経済に対する診断は楽観的だった。また、インフレ率に関連して、あまりに長く金利を上げないことのリスクを指摘した。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e7475446-bc34-11e4-b6ec-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3Sc2w31hF