曇り。
米国の株式市場はイエレン議長の議会証言を受け、下落した。議長が12月会合で利上げを示唆したからだ。債券価格は下落し、ドルは上昇した。
http://www.wsj.com/articles/global-stocks-extend-rally-1446627169
ニューヨークタイムズより。12月利上げにイエレン議長の姿勢は傾いている。下院の住宅金融サービス委員会で述べた。
イエレン議長の議会小言語、マーケットは早速反応した。2年もの金利は0・83パーセントに上昇。投資家も12月利上げを織り込み始めた。
議長はまた今後公表される2,3の経済統計次第で利上げするかどうかを決めるとも強調した。その意味で明日公表の雇用統計は重要だ。米国経済は非常によくなっている、と延べ、特に国内消費の強さを強調している。
さらに、グローバルな金融市場の混乱は収束しつつあり、米国の債務上限問題も政府閉鎖の可能性は低くなっている。こうした良いニュースが続けば、12月利上げの可能性があると述べた。
イエレン議長はこういうことも言っている。いま最初の利上げに非常にフォーカスが当たっているが、市場や世間が考えるべきは、利上げの全体の道筋であると。この点、Fedは速いペースでの利上げを考えておらず、ゆっくりとした利上げを考えている。まさに正論である。
http://www.nytimes.com/2015/11/05/business/economy/fed-yellen-congress-interest-rates.html?partner=rss&emc=rss&_r=0
明日発表の雇用統計のプレビューである。10月の新規雇用者数の増加幅は19万人と予想されている。
http://www.calculatedriskblog.com/2015/11/preview-employment-report-for-october.html
富裕な中国人女性が子どもに米国籍を取得させるため、出産時だけ米国にやってくる、いわゆる「アンカーベビービジネス」の実態。南カリフォルニア州では、そうした施設が20箇所以上存在するという。
母親たちは数ヶ月の滞在期間に、私立病院や高級ショッピングモールで何千万ドルもの金を落としていく。別名「出産ツーリズム」と呼ばれている。米国ではしかし、金儲けになるビジネスとして知られている。
http://www.wsj.com/articles/where-anchor-babies-can-be-a-lucrative-business-1446668720