英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

預金ファシリティ

 今日も快晴。政府・民主党の消費税引き上げ論議はいよいよ大詰め。今朝の日経新聞一面の武藤・元日銀副総裁が興味深い。消費税率を16%すれば、社会保障改革と財政再建が両立できる、という。増税の道行きについて、具体的な数字を示した人は、武藤氏が初めてではないか。
 欧州圏の銀行がECBに対する預金を積み上げている。その額は約4120億ユーロ。先週、4890億ユーロの3年ローンをECBから借り入れ、その資金がECB内の預金に積み上がったとみられる。一方、インターバンク取引は低調で、信用供与は凍ったままだ。
 ECB預金の金利は0.25%。これに対し、3年ローン金利は1%。
 欧州ソブリン債への購入意欲が戻ったか、テストとなるのが今日のイタリア国債の入札。
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