英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

欧州アップデイト

 快晴。オウムの菊地直子容疑者が逮捕された。
 今週はECB理事会とその後のドラギ総裁会見、Fedバーナンキ議長の議会証言やベージュブックなどが予定されている。木曜日にはイングランド銀行の政策決定会合が開かれる。ギリシャ総選挙を前に、緊張感が高まる一週間だ。
 6月の決定会合ではECBは政策金利を変更しないと予想されている。ギリシャの帰趨がよりはっきりするため、その力を温存する構えのようだ。ただ、7月の利下げ予想は高まっている。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/06/europe-few-key-dates-this-month.html 
 ドイツの姿勢に軟化の兆しが出始めているのだろうか。ユーロ共通債や預金保険機構のようなアイデアに理解を示しつつある。ただし、各国の財政主権を手放すことが前提条件になる。
 ピースミールなアプローチでは、この危機を克服できないと欧州首脳たちが悟り始めた。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303506404577444670506067842.html?mod=WSJAsia_hpp_MIDDLETopStories
 新興国中央銀行がユーロ売却を進めている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8a6114a8-ad76-11e1-97f3-00144feabdc0.html#axzz1wUkLcjrn