英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ユーロ安と人民元

 今日も晴れ。暑くなりそうだ。

 世界の株価は昨日、ニューヨークとドイツが上げ、UKが下げ、日経平均と香港はともに2パーセント超下げた。米国の国債入札は空前の規模だったが、10年もののイールドは3.5パーセントを下回る水準で落ち着いている。

 3ヶ月Liborは0.46パーセントと1.5ベーシスの上昇。ユーロは2006年4月以来の低水準で、1.2235ドルに。ユーロのいわゆる「Club Med」のイールドは上昇。ギリシャが8.05パーセント、スペインが3.98パーセント、プロとがるは4.67パーセント。UKは3.73パーセントだ。

 FTのトップニュースはECBの国債購入。165億ユーロの購入を開始した。同時に不胎化介入(1週間の固定預金)を行って、国債購入によって市場に流入した165億ユーロを吸収するオペレーションも導入する。

 ユーロ安が中国人民元の為替調整を遅らせる効果も指摘されている。