英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

マービン・キング

 今日は曇り。

 昨日の株価は米国が下落、英国とドイツ、香港が上げ。ユーロは最安値を更新。ドイツが、銀行株と銀行CDSについて空売り規制をかけると公表。これはマーケットの評判は悪いようだ。

 米国債イールドは3%に向かって下落、3.35パーセントに。原油は1バレル70ドル割れに。

 ロイターいわく、ECBの不胎化オペ(資金吸収オペ)に欧州の銀行が「mobbed」(群がった)そうな。

 米国株はウオルマートの好決算や住宅建設統計を好感したが、金融規制提案が重しになっている。

 FTはマービン・キングBOE総裁への批判について、記事を載せている。インフレに対する姿勢が批判の対象。4月の英国CPIは3.7パーセント。ちなみにターゲットは2パーセント。

 キング総裁はオズボーン新蔵相に対し、このインフレは一時的なものだと書簡で説明した。これは一時的なポンド安、原油高、それに1月からの消費税引き上げによるものである。この説明が、あまりに楽観的であると批判を浴びているらしい。