晴れ。連日の猛暑。
ECBが利上げを決めた。9回連続の利上げであり、歴史的に高水準の金利になっている。
欧州中央銀行は政策金利を歴史的な高水準にまで引き上げた。しかし、ユーロ圏の借り入れコストはピークをうったかもしれないとのメッセージを発した。
ECBの木曜日の決定は、ベンチマークとなる預金金利を0.25%引き上げ、3.75%とした。2001年に付けて以来の水準である。
Fedも利上げをした翌日の動きだった。Fedのパウエル議長は水曜日にさらなる利上げもありうるとしたが、投資家は、ECBにとって最後の利上げになりそうだ、と見込んでいる。
この動きを受けて、通貨ユーロは対ドルで0.8%下落した。中央銀行が引き締めキャンペーンが終わりに近づいていると示唆したからだ。米ドルは想定よりも力強いGDP指標にも後押しされた。
ユーロ圏の国債市場において、2年もののドイツ国債金利は0.05%ポイント下落した。
ユーロ圏のインフレ率は5.5%近くにあり、2%目標とは距離がある。木曜日の会見でラガルド総裁は新しい言葉を使った。9月の次回会合やそれ以降の会合において、どんな決定をするかはオープンマインドである、という。
https://www.ft.com/content/440068b1-4c39-4ad9-94ee-2d54a1097fb2
米国経済は堅調のようだ。経済成長は加速し、経済が減速するとの予想は低下しつつある。
https://www.wsj.com/articles/us-gdp-report-economic-growth-92482437?mod=markets_lead_pos1