英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アップルへの圧力

曇り。 全米オープン。大坂なおみが優勝した。素晴らしい。 https://www.wsj.com/articles/naomi-osaka-defeats-serena-williams-for-u-s-open-title-1536443162?mod=hp_lead_pos8 トランプ氏。今度はアップルに対し、製造拠点を米国に移すよう圧力をかけて…

リーマンから10年

晴れ。 エコノミスト最新号は、リーマンショックから10年を特集している。金融の問題は解決したのか。改めて問いかけている。 https://www.economist.com/leaders/2018/09/06/the-world-has-not-learned-the-lessons-of-the-financial-crisis

リーマンショックの検死報告書

リーマンショックから10年が経過し、その回顧が盛んである。FTのテット記者の記事。洞察にあふれた記事である。 予測は困難だ。特に将来についてはそうだ。検死報告書が積み上がるに伴い、もう一つ発してみたくなる誘惑にかられる問いがある。10年前に想定さ…

匿名投稿は臆病者か

曇り。 NYTの匿名投稿について。ホワイトハウスの高官らは自分ではない、と否定した。ホワイトハウス関係者は、内部のサボタージュとみられる人物を根絶するようなことはしない、と述べた。 トランプ大統領は、幹部らの否定するさまを注意深くウォッチしてい…

ブラード氏の利上げ反対論

ブラード総裁。9月の利上げはすでに既定路線だとして容認したが、さらなる利上げには否定的な見解を示している。現状ではすでに相当良い状態にあり、政策を今のまま維持するほうが良い、という考えを示した。フォックスビジネスネットワークのインタビュー原…

トランプ更迭論

晴れ。北海道で地震。本当にいろんなことが次から次へと起こる。 トランプ政権内でトランプ氏を更迭するような動きがあるという。憲法上、そういう手段があるようだ。トランプ政権の幹部らが、憲法上の手段を使ってトランプ氏を任期を終えるより前にホワイト…

金融危機で何が変わったか

空は次第に晴れ間が広がってきた。 FTのマーチン・ウルフ。金融危機以降、なぜ変化がそれほど少ないのか。 冒頭、ケインズが1942年に書いた一文を引用する。大恐慌前後で人々の感覚が違ってしまったことを指摘している。大恐慌と第二次大戦を経て、人々は変…

もし大統領が五番街で人を撃ったら

話題となっているNYTのトーマス・フリードマンのコラム。 マケイン議員がなくなった後トランプ氏に対し、共和党や支持者から何ら制約するものはなくなっている。だから、共和党が下院や上院で過半数を失ったときのみ、トランプ氏を制約することができるだろ…

アルゼンチン再建策

雨。25年ぶりという台風が接近中である。 アルゼンチン政府は財政再建プログラムを発表した。これで危機を乗り越えられるか、不透明である。 アルゼンチンの大統領は国際投資家や救済資金の出し手の信頼を得るため、新たな財政再建プランを公表した。アルゼ…

長期停滞の神話

スティグリッツ教授。長期停滞の神話について。2008年の危機から回復する責任のある人々にとって、長期停滞論は魅力的に映った。というのも、早期の力強い回復に失敗したことを説明するのに都合がよいからだ。 https://www.project-syndicate.org/commentary…

米国の社会主義

米国で社会主義の人気が高まっている。それは革命というよりも、民主党の不振によるものだ。 8月20日、モンタナ州の町で社会主義者らに支配された会合が行われた。彼らはインターナショナルをうたうのでなく、生産手段の公有を求めるものでもない。その代わ…

アルゼンチン混乱の余波

雨。 アルゼンチンの混乱が、債券市場におけるビッグネームを直撃している。米国の大手運用会社、フランクリン・テンプルトンがアルゼンチンに投資を行っており、12億ドルの損失を被ったという。アルゼンチンはスパイラル的に金融危機の状況に陥りつつある。…

リーマンショック10年

リーマンショックから10年が経過する。それを回顧する記事が散見される。 FTのジリアン・テット記者の記事である。冒頭、日銀の中曽・前副総裁からe-mailを受け取ったときのエピソードから記事は始まる。 2007年の夏のことだ。中曽氏のメールは、べいっくの…

マケインの遺言

雨。相当に大きな台風が接近中である。 サウジ主導の空爆により、イエメンの多くの子供たちがなくなった。サウジ側もミスを認めている。数十人が亡くなったという。本当に痛ましい。 米国の支援を受けた同盟国が罪を認めるのは珍しい。 サウジ側はイランの支…