英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ワシントン対トランプ

トランプ大統領の入国禁止令について。 http://www.economist.com/blogs/democracyinamerica/2017/02/washington-v-trump これはアジア地域における移民労働者について。 http://www.economist.com/news/asia/21716584-there-obvious-solution-labour-shorta…

それでもメキシコに向かう

曇。今日は雪の模様。 トランプ氏の圧力にも関わらず、いくつかの企業はあきらめずにメキシコへ進出しようとしている。 インディアナポリスの工場でトランプ氏は昨年12月に現れ、労働者を解雇し、仕事をメキシコに移そうと計画していると批判した。しかし、…

1000ポンドのボーナス

1000ポンドのボーナスを特別に受け取ったら、どれくらいをそのうち使うだろうか。すべてか、半分か、それともまったく使わないか。 逆に予期してもいない所得の減少があった場合は、どのくらい支出をカットするのか。標準的な経済理論によると、たとえば、恒…

入国禁止令その後

入国禁止令の続報である。現在、裁判所で公聴会が続いている。 http://www.wsj.com/livecoverage/trump-travel-ban-appeals-court-hearing トランプ政権の閣僚候補の就任作業が遅れている。トランプ大統領が誕生してから約3週間ほどが経過したのに、上院は…

中国のジレンマ

晴れ。 トランプ相場による落ち込みにも関わらず、新興国市場は元気である。投資家は、世界経済の成長が力強いこと、株価が相対的に割安であること、上昇している商品価格など、新興国経済の利点にフォーカスしている。 トランプ新大統領の誕生後、投資家の…

安倍訪米

今日も晴れ。 WSJより。安倍首相の今度の訪米が取り上げられている。トランプ大統領との会談において、安倍首相は米国への投資計画を売り込む予定だ。 https://www.wsj.com/articles/abe-to-tout-japans-benefits-to-u-s-in-trump-meeting-1486373098

揺れ動くメキシコ

トランプ氏の余波でメキシコが揺れ動いている。同国は170年にわたる敵意と近年の米国に対する友情との間で揺れ動いているのだ。 メキシコは1980年代半ば以降、経済の低迷に苦しんできた。米国からの投資は少なく、ほとんどのメキシコ人は米国のことを歴史的…

最高裁判事、空席の意味

晴れ。 トランプ大統領による入国禁止令は、司法が適否を判断している。しかし、最高裁判事が空席であり、補充される判事の任命次第で司法の判断が覆る可能性がある。 最高裁の判断は現在、4対4で分かれている。 最高裁判事の空席は、トランプ大統領による…

無風のFOMC

ドットフランク法の規制が大統領令によって緩和されることになった。金曜日に2つの大統領令をトランプ氏が発した。 今後120日のうちに、2010年のドットフランク法からくる規制は見直しの対象となる。フュデューシャル・ルールも同時に見直される。 http…

私は大統領だ!

曇。スキップしていた記事を少し丁寧に見ていく。 やはりトランプ関連の記事。新しい大統領は、選挙期間中のようなやり方をホワイトハウスに持ち込んでいる。 リチャード・ニクソン氏が大統領だったときに、ときの司法長官が記者たちに次のようなアドバイス…

ホワイトハウスの反逆者

エコノミストより。 当然のことながら、トランプ氏を揶揄している。全世界に対してトランプ氏が怒りをあらわにするに伴い、米国の同盟国は心配を募らせている。 ワシントンは革命に見舞われている。就任式の暗い雰囲気がまだ残る中、トランプ氏は政界に大統…

ダウ再び2万ドル

ダウ株価は再び2万ドル超え。ドットフランク法の廃止のニュースにマーケットが反応した。 https://www.wsj.com/articles/stocks-seek-direction-as-political-risk-counters-positive-data-1486096662

中国金融引き締め

快晴である。今週もニュースが盛りだくさん。トランプ大統領誕生以降、大きなニュースが急増した気がする。 中国が金融政策を引き締めた。レポ金利を引き上げることによってだ。 https://www.wsj.com/articles/china-tightens-monetary-policy-by-raising-re…

揺れる同盟

トランプ氏の移民・難民政策は、同盟国との関係を変質させる可能性がある。 米国とオーストラリアとの間では、難民条約が結ばれているが、トランプ氏によって潜在的に放棄される可能性が出てきた。週末の電話会談でオーストラリアのターンブル首相とトランプ…

イラン新制裁

矢継ぎ早にトランプ大統領は、前政権までの伝統を打ち崩そうとしている。イランに対し、新たな制裁を科する準備を始めた。 https://www.wsj.com/articles/trump-administration-set-to-impose-new-sanctions-on-iran-entities-as-soon-as-friday-1486071696 …

強いドル政策の転換

晴れ。風が今日も強い。トランプ政権からドル政策について、混乱したメッセージが流れている。弱いドルを求めるのは、伝統的な米国の政策とトランプ氏自身の政策と相反している。 トランプ氏の有権者に対するアピールの一つは、彼の率直な物言いだ。ドルにつ…

NAFTA再交渉の始まり

メキシコとのNAFTA再交渉はおそらく5月に始まることになりそうだ。大統領は水曜日に、90日間の民間部門への聞き取りを始めた。 https://www.wsj.com/articles/mexico-to-talk-with-its-private-sector-before-nafta-negotiations-1485989282 最高裁判事に任…

国境調整と消費税

話題の国境調整について。Tim Taylor教授。国境調整と関税、消費税、それに法人税を比較している。 http://conversableeconomist.blogspot.jp/2017/01/border-adjustments-tariffs-vat-and.html これが共和党の案。 https://abetterway.speaker.gov/_assets/…

デフレサイクルは終わったか

晴れ。今日も寒い。 Fedは政策変更なし。次にどう動くのかについてのヒントもなかった。 https://www.wsj.com/articles/fed-leaves-policy-rate-unchanged-offers-no-hint-on-when-it-might-next-move-1485975718 ドルの動向。ドルは円に対し、トランプ氏の…

輸入停滞の意味

輸入とGDP成長について。2016年の米国経済を分析する際に重要な点がある。2016年は幸いなことに、それほど減速しなかった。なぜだろうか。 それは輸入が停滞したからだ。 http://blogs.cfr.org/setser/2017/01/31/imports-normally-would-have-subtracted-mo…

民主党のボイコット

曇。 トランプ政権の誕生で中国も対米政策の再考を迫られている。当初は歓迎ムードだったが、メキシコの例をみてたいへんだと思い始めたようだ。 https://www.wsj.com/articles/for-china-a-rethink-on-trump-1485859230 トランプ氏の大統領令をめぐり、混乱…