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イラン戦争「地上戦」の危機

 雨。

 イラン戦争は地上戦の危険性が出てきた。トランプ大統領は地上戦用の部隊を送ろうとしている。トランプ氏は、彼らが何をするのか、分かっているのだろうか。

 アジアにおける地上戦について、アメリカはほとんどうまくいった試しがない。ベトナムやイラク、アフガニスタンにおいて、何年もの時間をかけて戦い、しかもそれは当初の予定よりも長引いた。

 それが今や、トランプ氏は戦争をやめるという文脈で、地上戦部隊を送ろうと嚇している。ホルムズ海峡を再び開放するための手段に事欠き、トランプ氏は数千人の部隊をこの地域に送り、カーグ島に侵攻すると嚇している。

 カーグ島はイランの原油輸出の90%を占めるハブ施設である。かつてカーター大統領やレーガン大統領は、この島を攻撃することを考えた。もしアメリカがこの島を占拠すれば、イランは日量280万バレルに及ぶ原油や石油製品の輸出を拒むだろう。そして、戦争が始まる前よりも、イランは輸出によって巨額の資金を得ることになる。

 仮に海兵隊がカーグ島を占拠できたとして、それでどうなるのか。もしイランの原油輸出が止まれば、エネルギー価格は急騰し、世界経済をより虫食むことになる。

 イランは湾岸諸国のインフラを攻撃する。アメリカはさらに南部の輸出拠点を占拠する必要が出てきて、アメリカの作戦はより複雑になるだろう。

 カーグ島を占拠した部隊に対し、海からと空からの定期的な支援も必要になる。カーグ島はイラン本土と同じようなもので、イランによるミサイル攻撃は容易である。

 https://www.economist.com/leaders/2026/03/31/the-perils-of-a-ground-war-in-iran