米国株は下落した。投資家は利上げの見通しを見込んでいる。トレーダーらの関心は企業収益に与える利上げの影響に向かっている。
ウォールストリートの株価は木曜日、下落した。中央銀行幹部からインフレと闘う姿勢の継続、という情報発信がなされたからだ。米国経済の健康状態について、手が手掛かりとなる、新たな指標探しと分析が行われている。
ベンチマーク指数であるS&P500指数は0.8%下げて終えた。木曜日の株式市場はブレイナード副総裁の発言に揺れた。彼女は高インフレの解決には時間がかかる、と述べたのだ。
「われわれはいま進んでいる道をそのまま続ける決意だ」と述べた。シカゴ大学のイベントでの発言である。この日の早く、ECBのラガルド総裁はWEFフォーラムで、2%インフレの世界に戻るまで、今の政策路線を続ける、と同じような発言を行った。
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