曇。
米朝間でレトリックの応酬が激しくなっているが、緊張を和らげようという取り組みも行われている。外交の努力が緊急に求められている。
ティラーソン国務長官は木曜日に北京に飛び、中国に対して北朝鮮へ核兵器開発プログラムへ圧力を強めるよう求める。今年はトランプ大統領の中国訪問の絵を描いている。今回の長官の訪問は中国政府による米国政策の重要性を示しているという。9ヶ月間で2回も中国を訪問していることが、その重要性を示している。
ティラーソン長官と国防長官のマティス氏は火曜日、北朝鮮の外務大臣の発言を受けて、外交努力に注力していくことを確認した。
https://www.wsj.com/articles/trump-calls-north-korea-an-outlaw-state-1506451037
イエレン議長がスピーチを行った。インフレ率が低いという謎にも関わらず、利上げを進めていく姿勢を改めて示した。ただ、もし低インフレが続くようであれば、利上げペースはよりゆっくりとしたものになるという。
今回の講演を受けて、市場の12月利上げへの期待は高まった。火曜日午後、投資家は77・9%の確率で利上げにかけている。
低インフレにどう対処するか、については他のFed幹部も悩ませている。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は月曜日、強い経済がインフレをいずれ押上、利上げを継続する必要があると示唆した。
一方、シカゴ連銀のエバンズ総裁は、インフレ率がより高く転じるという示唆は一切与えなかった。
https://www.wsj.com/articles/yellen-says-low-inflation-could-lead-to-slower-pace-of-rate-rises-1506444370