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米国のペロシ下院議長が台湾訪問を計画しており、それに中国が猛反発している。台湾政府幹部との会談を予定しているが、中国との緊張は高まっている。
今週、ペロシ議長は台湾を訪問する計画で、政府高官と話し合いを行う。中国政府は訪台を避けるよう求めているが、それを退けた格好で、米中間の金ty王が高まっている。
詳細は依然として流動的だが、火曜日の夜と水曜日にいくつかの会談が予定されているようだ。
米下院議長による訪台は25年ぶりのことである。訪台は米中間の長年にわたる論争の的であった台湾への支持政策に関わる。
こうした動きに対抗してか、中国は南シナ海で軍事演習を行っている。中国外務省の報道官も月曜日に改めて、もしペロシ氏が台湾を訪問すると、「人民解放軍はだまって座っていない」と警告を発した。ただし、具体的に中国がどういう行動をとるのかは明らかにしなかった。
こうしたトラブルの可能性が浮上したことで、ホワイトハウスは緊張緩和に乗り出している。ペロシ氏の訪台に関わらず、米国の台湾政策は変わらないと強調している。国家安全保障会議のカービー氏は、中国政府はさらなるアクションを求めて準備しつつあるとみている。
具体的にはミサイルを台湾海峡付近に向けて発射したり、これまで行動してこなかった台湾近くに航空機や艦船を近づけて威嚇するような動きだ。
北京政府にとってペロシ氏の訪台は、台湾に対する米国の政治的、軍事的支援のもっとも注目を集める事例である。何の結果ももたらすことなしにペロシ氏の訪台を認めれば、今後も米国から政府高官を招くことになりかねない、と懸念している。