快晴。
ウクライナとロシア国境の緊張感が高まっている。戦争に備え、市民の間で軍を支援・準備する動きが起きている。
オルガ・サロは彼女として初めての軍事訓練に参加した。12月の極寒の土曜日、世界ではクリスマスを祝う中、39歳の美術館ガイドの女性は軍隊のフォーメーションのやり方で列に並んだ。彼女以外にも数百人のボランティアがウクライナを守るための訓練に参加している。
サロ氏は「最悪のシナリオに備え、正確に対応する必要がある」と述べる。正規の軍隊だけでなく、住民からも反発を食らうということなら、ロシアも攻撃をあきらめる、と述べる。
ロシアが10万人の軍隊をウクライナ国境に配備するとの報道が出て以来、ウクライナではボランティアの市民の数が増え続けている。モスクワ政府が侵略の準備を進めているとの恐怖がその動きに火をつけた。
両国間の緊張を和らげようと、激しい外交努力が続けられている。バイデン大統領とプーチン大統領の間では電話会談が木曜日に開催された。
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