ロシアのミサイル集中攻撃 - 英字紙ウォッチング

　快晴。

　ウクライナは年末だというのに、ロシア軍による雨嵐のようなミサイル攻撃を受けている。ウクライナのエネルギーインフラを狙った数カ月間に及ぶ攻撃のうち、最も大きな攻撃が行われた。

　ロシアによるミサイル攻撃はキエフや他のウクライナの都市に対し、木曜日に行われた。数カ月に及ぶエネルギーインフラを狙ったキャンペーンの中で、最大規模の攻撃が行われた。

　120発以上のミサイルがロシアによって発射され、基幹施設や何人もの市民が殺された、とウクライナの大統領アドバイザーはTwitterに投稿した。

　犠牲者の数や破壊の程度ははっきりしない。ウクライナ空軍の指令は声明文の中で、夜間の神風ドローン攻撃の後、ロシアのウクライナ攻撃は空と海から発射された巡航ミサイルによるものだった、と述べた。

　ロシアの地方政府幹部は、国境付近において、ウクライナを標的とする対空防衛装置が撃ち落されたという。キエフでは電話の充電と水の確保が呼びかけられている。

　西部ウクライナで最大の都市であるリビウでは、市長が「市内の90％が停電している」と述べた。同時に水の供給も滞っているという。

　ロシアによるミサイルとドローンによる攻撃は、輪番停電や一時停電をhき起こしている。

　木曜日のロシアによる攻撃は、米国のバイデン大統領がウクライナに対し、パトリオットミサイルの充電装置を供給することを認めた後の出来事だ。